コーエンの「アヴァランシュ」。私の大好きな曲。
でも、今までは意味も分からず好きだった。
でも、ライヴ盤が出て、そこに入ってたので、三浦久先生が素晴らしく訳してくださってあった。
そして三浦先生からメールをいただき、この歌の翻訳がすごく難しかったという話を聞く。
アヴァランシュ。主人公はせむし男(って、使えないらしい、この言葉。どうして?)。
しかしせむし男は「何も必要としない」。何も欲しない。何も求めない。
あるがまま、せむし男でいることで充足しているんだ。
でもそれだけじゃない。「あなた」が登場する。そのあなたは、誰なんだろう? 分からない。
せむし男の中のあなたなのか? それとも私なの?
「私が身にまとっているのはあなたの肉体」と歌う。意味が深い気もするけど、分からないおバカな私。
コーエンの歌は深すぎてよく分からない。
でも、よく分からないけど、ジ~~~ンとする。
ジーンとして、そして心がシ~~ンと静まってくる。