2010年10月25日月曜日

アヴァランシュ

コーエンの「アヴァランシュ」。私の大好きな曲。





 でも、今までは意味も分からず好きだった。

 でも、ライヴ盤が出て、そこに入ってたので、三浦久先生が素晴らしく訳してくださってあった。

 そして三浦先生からメールをいただき、この歌の翻訳がすごく難しかったという話を聞く。

 アヴァランシュ。主人公はせむし男(って、使えないらしい、この言葉。どうして?)。

 しかしせむし男は「何も必要としない」。何も欲しない。何も求めない。

 あるがまま、せむし男でいることで充足しているんだ。

 でもそれだけじゃない。「あなた」が登場する。そのあなたは、誰なんだろう? 分からない。

 せむし男の中のあなたなのか? それとも私なの?

 「私が身にまとっているのはあなたの肉体」と歌う。意味が深い気もするけど、分からないおバカな私。

 コーエンの歌は深すぎてよく分からない。

 でも、よく分からないけど、ジ~~~ンとする。

 ジーンとして、そして心がシ~~ンと静まってくる。